UroLift™ 2システム
一体型UroLift™ 2システムプラットフォームは、前立腺容量が100cc以下の男性における前立腺肥大症(BPH)の治療に対応した設計を備えています2,3。 UroLift™システムは、米国で最も一般的に実施されている低侵襲BPH治療法として1、リアルワールドと臨床試験において安定した耐久性を示しており4,5、先進的なBPH施術法のなかでも優れたエクスペリエンス*を患者に提供しています4,6-7。
一体型UroLift™ 2システムによる効率的な医師のエクスペリエンスの実現
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圧縮インプラントの展開を安定させる設計
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自信の強化
人間工学に基づく1個のトリガー、改良型スーチャーカッター8、簡素化されたトラブルシューティングツール、膀胱鏡レンズ交換頻度の軽減9
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革新的なデリバリーシステム
通常は処置1回につき
デリバリーハンドル1個を
使用し、個別のインプラントカートリッジを用いてUroLift™システム
インプラントを送達 -
環境への影響に配慮
処置1回につきデリバリーハンドル1個を使用し、
個別のインプラント
カートリッジを用いてUroLift™インプラントを
送達することにより、
発生する廃棄物を60%削減9 -
実績ある UROLIFT™ インプラント
UroLift™インプラントコンポーネントの変更なし
UroLift 2システムATCカートリッジ
次世代型UroLiftシステム技術の紹介:UroLift™ 2 ATCカートリッジは、BPH治療における飛躍的な進化を象徴する製品です。適応性に優れた設計を備えているため、医師は患者特有の組織構造に合わせて治療をカスタマイズすることができます。また個人にあわせてアプローチを調整することにより、効果を最大限に高めることも可能です。
独自の組織制御ウィングを使用して手技時に組織を保持することにより、容易に視界を確保することができます。
レーザーエッチング処理されたニードルロケーションマーカーを利用すれば、容易にインプラントの標的を定め、送達することができます8。
外傷を抑えるため、丸みを帯びたエッジと柔軟な材料を設計に取り入れています8。
UroLiftインプラント
デリバリーデバイスを通じて小型のUroLift™インプラントを展開し、肥大している前立腺葉を吊り上げて保持します。各インプラントの構造には、一般的なインプラント材料(ニチノール、ステンレス鋼、PET縫合糸)を使用しています。通常、4~6個のインプラントを前立腺に留置します。
MRIに関する情報
非臨床試験により、UroLiftインプラントは条件付きでMRに対応していることが明らかになっています。本デバイスを使用している患者の場合、以下を満たしていることを条件として、留置後ただちにMRシステムによるスキャンを安全に実施することができます。
- 静磁場:3.0テスラ以下
- 最大空間磁場勾配:1,500ガウス/cm(15 T/m)(外挿値)
- 報告されている最大のMRシステムにおける15分間の連続スキャン(パルスシーケンス1回)時の全身平均比吸収率(SAR):4 W/kg(第一次水準管理操作モード)
UroLiftインプラントの場合、上記で定義したスキャン条件下において、15分間の連続スキャン(パルスシーケンス1回)後に温度が最大2.4°C上昇すると予想されます。
非臨床試験では、勾配エコーパルスシーケンスと3.0テスラMRIシステムを使用して撮像した場合、デバイスによって生じた画像アーチファクトがUroLiftインプラントから約15 mmの範囲に広がることが判明しています。
MR環境におけるデリバリーシステムの安全性については評価していません。したがって、MR環境下では、インプラントデリバリ-デバイスを使用しないでください。
UroLiftインプラントが条件付きでMRに対応していること、また特定のMR条件下においてのみ安全にスキャンすることが可能であることを患者に通知する際に使用する患者インプラントカードを用意しています。こちらから患者MRIカード(印刷可)をダウンロードしてください。
警告:本デバイスには、ステンレス鋼とニチノール(ニッケルとチタンの合金)が含まれています。この種の金属に対するアレルギー反応を有する方は、当インプラントに対してアレルギー反応を生じるおそれがあります。インプラントを移植する前に、本デバイスに含まれている材料、ならびに該当する材料に対するアレルギー/過敏症の可能性について、必ず患者に助言してください。
* 患者のエクスペリエンスとは、短時間での症状の緩和と低リスクプロファイル、性機能の温存を複合したエクスペリエンスを指します。
参考文献
1.
U.S. 2022 estimates based on US Market Model 2022-24 (5-17-22 FINAL), which is in part based on Symphony Health PatientSource® 2018-21, as is and with no representations/ warranties, including accuracy or completeness.
2.
Rukstalis, Prostate Cancer Prostatic Dis 2018
3.
UroLift System Instructions for Use
4.
Kaplan, Prostate Cancer Prostatic Dis 2023
5.
Roehrborn, Can J Urol 2017
6.
Gratzke, BJU Int 2016
7.
Tutrone, Can J Urol 2020
8.
Data on file
9.
Compared to prior-generation UroLift System. Data on file